2025/12/11 11:00

クイック・ガーデニングの前に設置している「すきま畑」。冬は地味になりがちなので、花も活けていますが、冬野菜も育てています。

「すきま畑」は、暮らしを「ちょっと豊かに」「ちょっと健やかに」変えてくれる小さな畑です。ですが、冬の
畑はやっぱり変化が少ないものです。路地栽培では冬に育てる野菜といえば、葉物や根菜類。果菜(トマトやキュウリなど実なり野菜)は、基本的には夏野菜で、冬はどうしても変化を楽しめる野菜が少ないのです。

そんななか、ちょっとうれしい変化がありました。ブロッコリーです。ブロッコリーはつぼみが集まって丸くなった部分「花蕾(からい)」と、花蕾が付いた茎を食べる野菜ですが、やっとつぼみができてきました。
花蕾が育つとブロッコリーは、冬野菜のなかでは成長する姿が楽しい野菜のひとつ。すきま畑に取り入れていただけると、冬の畑も少し華やぐと思います。

また、来年からはブロッコリーが指定野菜のひとつになります。食べる機会も増えるかもしれません。ぜひ採れたてと、売っているものと食べ比べしてみてください。採れたての甘さやジューシーさにびっくりすると思いますよ。

冬だから目を配りたい土壌水分

冬に野菜を育てる難しさのひとつが水やり。気温が低く、日照時間が短い、いっぽうで乾燥しがちで、いつ水やりをしたらいいのか、難しいところです。

一般的なプランターと比べて、水はけ抜群のすきま畑なら、水やりは春夏と近い感覚で大丈夫。畑の表面が乾いたなと思ったらたっぷり水をあげてください。「すきま畑」のV字構造の木製プランターなら、側面から風が当たり、用土が浅いので不要な水分がどんどん飛びます

野菜をつくる環境で一番大事なのは、日当たりと土壌の水分管理。日当たりが良ければもちろん育てやすいですが、多少日当たりが悪くても、水分管理がしやすい環境でも工夫をすれば育ってくれる野菜も少なくありません。

さきにご紹介したブロッコリーは、日かげ100%の会社前のすきま畑でもなんとか育ち、花蕾をつけることができました。せっかくがんばって育ってくれたブロッコリー。大きく育つよう、これから少し肥料をあげようと思います。